

#好きとか、嫌いとか
1万年と2千年前から愛していたものが、突然、「別に(エリカ〜)」となるタイプの心の機微に触れることがありました。吉田美和ばりに「ねぇどうしてすっごくすごく好(割愛)」と愛してやまなかったのにもかかわらず、「別に(再)」となるのだから摩訶不思議アドベンチャーです。...
2022年11月30日読了時間: 3分


#揺さぶられる
人の話を聞くことが好きです。そもそも人とのお喋りがとても好きで、寝ても覚めてもお喋りをしていたいなと思います。なかでも、人の「好き」を聞くことがとりわけ好きです。中には自分の好きを人に話すことは押し付けがましく、なんだか気が引けると思われる方もいるかもしれません。僕もそう思...
2022年11月20日読了時間: 2分


#ふと思い出したこと
「あなた」という言葉には良くも悪くも相手に対する強い意志を感じます。一筋に延びる強い意志。僕にとって「あなた」という言葉は少しばかり特別で、使うことは多くはありません。親しい友人にのみ使用する呼称です。あくまで、僕が使用する場合です。...
2022年11月7日読了時間: 3分


#巡り合わせと縁
ハロウィンのようなイベントを見ては自分とは縁のないものだと思う。夏の花火やクリスマス、バレンタインデーなども気づけば毎年終わっていたりもする。クリスマスは嘘だ。イルミネーションが綺麗だからひとりわざわざ見て歩いたりしている。カップルのセルフィーにしれっとチーズで写り込む。な...
2022年10月30日読了時間: 3分

#うれしいこと
書道の展覧会シーズンがはじまった。少し前からボチボチ作品作りを続けている。来月頭を締めに迎える展覧会に向け、最後の追い込みをしている。昨日、1年ぶりに先生の教室へ訪れた。普段は、月2回の郵送での通信添削をお願いしているが、展覧会前は直接作品を見てもらうため教室へ伺っている。...
2022年10月25日読了時間: 4分

#しかたのないこと
秋の夕陽が愁いを帯びて半身を激しく照らす。オレンジのその光は僕を境に長い影を地へ伸ばす。道行く人の誰しもが色のない影を連れて今日も家路につく。綺麗でもあり、寂しくもある秋の夕陽に魅せられて、僕はただただ無心の時間に身をゆだねる。...
2022年10月24日読了時間: 3分

#ほのほ
日曜の朝、大学生ぐらいの女性が真横を風のように通り過ぎて行った。ロングスカートが盛大に風になびき、小雨降る道を颯爽と去って行った。勇ましいその後ろ姿はまるで馬に乗った戦国武将のようだった。かっこよかった。 立ち漕ぎをしたのは、どのくらい前のことだっただろう。それどころかもう...
2022年10月14日読了時間: 3分


#まもりたいもの
エレベーターに肩を挟まれることの 多い人生を送って来ました。 今年の夏はよくエレベーターに挟まれた。 会社の最寄り駅のエレベーターはとても優秀で ドアの開閉がかなり前のめり。 ボタンを押す前に開閉するんじゃないか、 というかしてるよね?と思えるほど反応がよい。...
2022年10月5日読了時間: 3分


#踏ん張り時
何度も何度も同じことを言うのは疲れる。 その逆もまた然りで、疲れる。 避けて通りたい道だなと思う。 避けて通りたい道。 自分が綴った最近の文章を読み返して 元気がないなと感じた。 でもそんなことはなくて、元気。 「元気がないのは、そっちの方じゃない?」...
2022年9月20日読了時間: 2分