#人間味
- toshiki tobo
- 2023年5月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年6月10日
スマホ入力が苦手です。近頃は短い言葉を入力するのも正直「ぬぅぅ」という気持ちになります。あの小さな画面で生活を成り立たせるのは僕にとっては困難なことの1つです。そのため、急ぎではない時や少し長い文面を作らなければならない時はもっぱらパソコン入力をしています。それでも、足りない!と頭から蒸気があがることがあります。全ての場所にパソコンとモニターを持ち運びたいものです。
ガラケーを使用していた頃は、割とこまめに辞書登録をしていたため予測変換が容易かったのですが、スマホではそうもいかず、よく誤変換で自爆してしまいます。コレ、すごく嫌なんです。文章でのコミュニケーションに会話並みの速度が求められている気がして、僕の指先は無意識に焦っています。先日、「種々ご面倒をおかけいたしました」を「呪術ご面倒おかけいたしました」と相手を呪ってしまうアクシデントに見舞われました。”種々”の隣にひっそり”呪術”が鎮座する世界線から一刻も早く離脱したい。とはいえ、自分の所有物は自分が飼い慣らすほかなく。なんでもかんでもダブルチェックは流石に嫌ですしできませんが、不意にあれわれるせっかちな自分と早く決別したいと願って止みません。文通時代に戻りたい。
時代に追いつけ(追い越せ)と、目新しいものを見つけては率先して取り込む努力は厭わないのですが、紙媒体を心底愛用する根っからのアナログ人間にとって、デジタル媒体はどうしても馴染めないというか、相入れないところもあって。頑張れば頑張るほど、自分がほころび、何かが浪費されている感じもあって、少しだけ限界を感じています。1日のうちで思考を止める時間をもっと確保したい。なぜなら、思考回路はショート寸前だから。
さて、脈絡のない会話、突飛な質問を愛し、無限にフレキシブルな生き方を模索する僕ですが、先日、9歳の少年の前に平伏することがありました。。銀河系をかき回したかのような柔軟な脳に遅れをとるアクシデントに見舞われました。本当の少年の前では、使い古しのリサイクル(自称)少年はぐうの音も出ずに完敗。刺激そのものだった少年のあの瞳の輝き。あれには勝てないと悟りました。あの輝きの中に無限の可能性を見たような気がします。
あの瞳があったのなら。あの瞳があったのなら、なんだってできそうな気がする。僕もあの瞳がほしい。
血走った眼を写輪眼というぐらいでしか少年ぽさを出せなくなり、大蛇丸をオーバーソウルしかけた僕のアクシデントのお話でした。

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