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きっぽし

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年2月13日
  • 読了時間: 1分

昨日干し芋を買ってきた話をしたが

ひとつ気になっていたことがある。

それは呼び方。


呼び方?と思う方もいると思うが、

今日のお話の論点はそこだ。


甲州弁では干し芋のことを「きっぽし」と呼ぶ。

実は昨日ググるまで「きっぽし」が

全国区のワードだと思っていた。


普段干し芋のことを話題にすることはないので

ひそかな驚きだった。


由来はどこにも載っていなかったが

さつまいもを「切って」「干す」から

「きっぽし」なんだと思う。


これだけの理由ならばほかの食べ物にも

当てはまる気がするが、干し芋のことだけをさすのである。

不思議なものだ。


方言つながりで言うと、時折「背中かじって」と言うと

引かれることがあるが、これも歴とした甲州弁だ。

「背中を掻く」を「背中をかじって」と言う。


なぜそうなったかは謎だ。こちらは敢えて調べない。

理由を聞かれても「おばあちゃんが言ってたから」

にとどめておくのも、またいとをかし。乙なものだ。


しばしば甲州弁は静岡弁と似たようなところがあるから

静岡でも「きっぽし」を使うのだろうか。

真相はいかに。


いつもの如く、何か知っている人は

こっそり教えてほしい。


お粗末様でございました。




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