#ちかごろ
- toshiki tobo
- 2022年2月5日
- 読了時間: 2分
仕事が繁忙期を迎え、
慌ただしく毎日を過ごしている。
慌ただしいと言っても
ひたすら原稿に目を通すのが主な仕事だから
周りからしてみればとても静かなもの。
印刷会社との調整の電話や
書店からの新刊の問い合わせなんかで
社内がガヤガヤする時もあるけれど
やっぱり基本はとても静かで。
僕の担当分はありがたいことにスムーズに進行していて
仕事を巻いて終わらせてヨガに行くだけの余裕はある。
だけど、先輩と後輩が一緒になって担当している分はかなり厳しそう。
多少は手伝ったりもするけれど
あまり踏み込みすぎると逆に足並みを乱すことになるから
お節介はほどほどにを心がける。
先輩はいつも貧乏くじをひいていて
絶対に何かしらの問題が発生して一杯食わされてる。
先日なんて可哀想なもんで、
進行の遅い著者の先生のお尻を叩きに
わざわざ仙台までの出張に行く羽目になった。
が、しかし、新幹線が途中停車し、
那須まで行って引き返してきた。
朝一の新幹線で何という悲劇。
その出張はもちろん後輩も一緒で
2人は半ばげっそりした顔で会社に戻ってきた。
この顔を著者の先生に見せてあげたい。
とてもお人柄がよい先生だけども、
ちゃんとした原稿を書いてくれればこんなことにはならなかったのに。
先輩も後輩も毎日毎日遅くまで働いて、
少々げっそりした顔をして翌朝出てくる。
僕も自分のことで手一杯だけど
本当に何とかしてあげたい。
せめてもの救いは
そんな状況でも皆あまりピリピリしないこと。
少しの冗談を交えて消化。
人笑いしてさらに昇華。
そんな職場だから不意に訪れる
チクチク言葉にえらく心を抉られることはある。
仕事が大変というより突然のチクチクに心をすり減らす。
きっと多くの人は毎日
もっともっと多くのチクチクに刺されているんだろうね。
麻痺しちゃうよね。
チクチクは僕にとってはズキズキで
本当に本当に辛いもの。
だから人には刺したくないし
刺されたくもない。
抜けない棘なら刺さないで、だ。
気をつけようね。
今日も遊びに来てくれてありがとう。
棘の抜き方はいまだ分からないけど
刺さったところの痛みを和らげることは
なんとなくできるようになってきた。
本当になんとなくね。
でもその痛みがぶり返すとき何もできずに横たわる。
それでは、また明日。
お粗末様でございました。

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