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僕と書道

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年1月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年1月27日

小さなころからちまちましたことが好きで、いろんなことをしてきたが書道だけが残った。

小学2年生のころはじめ、大学生時代に少しだけ離れることはあったが、社会人1年目で師範になった。

(大学生時代は単にお金が無くて昇段試験を受けなかった)


当時は書道というよりお習字が好きだったのかもしれない。

先生の書く字が好きで、同じように書くことに心を燃やしていた。

高校生の頃は古典の臨書にもはまった。


師範をとるまではお手本があったので、

それを自分の中の正解としてひたすら真似をしてきた。

で、手前味噌一発で師範をとった。


しかし、今はどうだろうか。

まるでダメだ。

何がダメなのかというと、まるで書けない。


前述のとおり、師範まではお手本があったが今はない。

題材を選定し草案を作り先生に見てもらうのだが、最近はそれすら通らない。


年々厳しさが増しているような気がする。

正直心が折れそうになるし泣くのが趣味のような僕にとってはなかなか耐え難いものがある。


OKがもらえないということは、僕の字が先生の二番煎じどまりということだろう。


ここ2年ほどは筆を握った日は丸1日書き込むようにしている。

朝9時頃書き始めて、11時ごろ疲れ始める。

20~30分ぼ~と書いたものを眺め、ぶつぶつ独り言を言いながら、

手を動かしたりなどする。そしてまた書き始める。


15時ごろになるとお腹がへるので、ささっと適当にお昼を食べて

意味もなくたくさん手を洗ってみたりする。

(気分がすっきりする)


だらだら書き続け18時ごろになると筆を握っていた手が痛くなり始めるので

今日はここまでかと片づけを始め、

書けたもので良さそうなものを1時間ほどで選定する。


翌朝みると、寝て頭がすっきりしたせいか改善点がポンポン出てくる。

妥協すべきか否か、悩むポイントを迎えるというわけである。


現在、大きな壁の前で地団駄を踏んでいる。

できることを続けてゆこう。きっと大丈夫。

せめて自分だけでも自分をほめてあげよう。

きっと大丈夫だから。



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