#全力少女
- toshiki tobo
- 2021年3月13日
- 読了時間: 2分
数年前、朝日新聞の「声」の欄に
面白い投稿があった。
それは、高校3年生の梅雨の話。
受験勉強が本格化し、放課後のガールズトークにも
JKライフにもお別れをしなければならない。
でも最後の高校生活。「かわいい」には妥協できない!
そんな全力の少女時代を振り返る内容だった。
カメラロールを見返していたら
久々にその記事が目に入った。
僕の高校生時代はどうだったかな。
決して派手ではなかったけど、
やっぱり毎日かっこよくいたい!とか
そんなことを何となく思い
少しでもよく見せようと奮闘していたかもしれない。
当時流行った腰パンを自分なりに研究してみたり、
ワックスを使い比べてみたり、お母さんにおねだりして
香水を買ってみらったり。
特に遊びに出かけたり、デートをしたりなんてことは
微塵もなかったけど、
毎日の学校生活を一生懸命過ごしていたかもしれない。
どうしても眠くて授業を寝たりもした。
今思うと先生にはちょっと申し訳なくなったりする。
でもね、体育の後の古典はあまりにも辛すぎる。
あんなハードスケジュール今なら絶対にできない。
今日は久々に大雨が降っている。
最近はめんどくさがって崩れない髪型ばかりしかしていないが
当時は何とか頑張って前髪を作ってみたりなどしていた。
時間が無い!学校遅れる!洗面台が空いてない!
「ごめんお母さん!朝ごはん時間ない!いってきます!」
朝の時間はちょっとした戦争でとにかく必死だった。
学校には嫌いな人がたくさんいたし、嫌いな先生にも毎日会った。
反面、親友もできたし今でも好きな先生もいる。
忘れたいこともあるけど、なぜか懐かしくて忘れられない。
人の思い出に自分を重ねてみると
リンクすることが多かったりする。
季節の変わり目、花粉も多い。
相変わらず左頬にできたニキビは消えないけれど
水たまりに足を突っ込むまで
アクセル全開で今日も駆け抜けようと思う。
お粗末様でございました。

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