よしやるゾ!吉幾三。
- toshiki tobo
- 2021年2月28日
- 読了時間: 2分
昨日今日と家で書き込んでた。
昨年コロナで順延となってしまった
毎日書道展が今年は開催されるということで
その作品造りをしていた。
展覧会自体は7月なのだが、締め切りは5月頭。
所属会の勉強会は3月と4月に一回ずつ。
それに提出しないと出品ができない。
この1年で展覧会が2つ中止になってしまった。
前よりもいい賞をとって展示されることを
張り合いにしているのでこの1年はしんどかったし
それ以上に悲しかった。
先生の作品や門下生の先輩の作品も見られないからね。
家に引きこもりひとり狭い賃貸で壁や床を汚しながら
書き込むのはちょっとしんどい。
でも、ワクチンの接種も日本でようやく始まり、
年齢層の高い書道界にも免疫抗体が増えるかもしれない。
今年はしっかり作品造りをして、
いつもお世話になっている先生に恩返しができたらとそう思う。
書道をするとすぐ手が真っ黒になって
爪の間なんて目も当てられない。
スーパーで小銭を出すときはとても嫌だ。
道具の片付けも時間はかかるし、
床や壁をいちいち拭かなくてはならなくて
正直筆を投げたくなる。書道だけに。
でも、自分の作品が美術館に展示されたとき
肩の力がすっと抜けて、心が晴れる。
たとえできがよくなかったとしてもね。
「また次も頑張ろう。次こそはもっといい字を書くぞ。」
そう気持ちを新たにする。
好きなことを続けることはとても難しい。
でも、やっぱり好きなんだ。だから続けられる。
だれかと何かをすることは相変わらず苦手で
ひとつも長続きしないけど、
自分で決めたことは逃げ場がないから
続けざるをえないところでもある。
1年でもっとも大きな書道展。
今年はいい賞をもらって多くのひとに見てもらいたい。
昨日紙を買いに一瞬だけ新大久保に行ったけど
今回も無事にエモい気持ちになった。
足早に家に帰ってきた。
(関連記事の「記憶と匂い」を参照してね。)
お粗末様でございました。


コメント