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#人生は壮大な暇つぶし

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2022年8月28日
  • 読了時間: 2分

「クリーニングをどこへ出すかは自由だ。

これを世間では洗濯の自由という。」


選択の自由と聞くと、洗濯の自由へと変換され

地元山梨のクリーニング志村を思い出す。


30年前から放映されるCMとは裏腹に

webサイトを覗いたらわりと今どきになっていて

「そりゃ、そうだよな」と誰もいない部屋で

ひとりつぶやいてしまった。

得てずして尾崎放哉がオーバーソウル。


季節が秋へと向かい始めた。

球体の柔らかな夜風が足元を冷やす。

夏の終わりを感じている。


星座は乙女座へと移り変わり

同時に僕も誕生日を迎えた。

大人は嫌いと言い続けていたけれど、

もう自分が大人であると認めざるを得ない。

大人はわがままだから嫌いと言っていたけれど

僕もわがままだと気付き、はい、となった。


今年の夏は暑く、熱く、厚い夏だった。

こういう夏があってもいいなと思った。

けれども、もういいかなと思ってもいる。


ずっと賽を振り続けていた。

またまた得てずして岐路に立ち続けてしまった。

岐路に立っては、またか、またかと思いつつ、

ほいさ、ほいさ、と賽を振っていた。


心臓に悪い。

人生は概ねスゴロクなので、

仕方のないことではある。

それにしても心臓に悪い選択の日々。

そんな心は湯船に浸かって洗濯、洗濯。

塩梅の調整を自身ですればよいだけの話でもある。


あっちへ行ってみたり、こっちへいってみたり、

快適、不快を行ったり来たり。

両者の落差の度合いをいい塩梅にするのは難しい。

その調整を時間をかけて行ってみたりなどしてみる。

暇つぶし。


時には、予想外の何かにしてやられる必要もある。

落とし穴に落ちてみる。ストンと。

不要なオプションが、必要なエッセンスだったり

するとか、しないとか。


この暇つぶしに他人を巻き込むのは気が引ける。

付き合ってくれる人がいれば嬉しい。

そういう人を今は探している。

嫌そうな顔をされたら、へこむ。


夏の終わりに、夏らしいことを綴れない

人生でした。


今日も遊びに来てくれてありがとう。

明日から恒例の秋の京都出張が始まる。

これも割と心臓に悪い。

仕事はボチボチやり過ごし、

美味しい思い出作りにシフトしてゆきたい。

快適な選択を今はたくさんし続けたい。

わがままな年頃。

僕も所詮は誰かに嫌われるわがままな大人。

それでは、また明日。


お粗末様でございました。







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