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#分かろうとすること

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年9月11日
  • 読了時間: 2分

電車の乗り換えのときに、目の前を盲目の旦那さんが歩いていた。

エスカレーターに差し掛かかり、

持っていた杖で乗るタイミングを図っていた。


少し後方に位置していた僕は少し不安で

その様子を見ていたわけだけど、

旦那さんに声をかける人はいなくて、

旦那さんの周りだけまるで結界が張られたみたいだったんだ。


声をかけてみた。

旦那さんの横に立ち、肩と腕を支え、

「大丈夫ですよ。行きましょう。」

と声をかけてみた。

でも、なんだかそれはちょっと違うらしく、

結局は何もできず僕は先にエスカレーターへ乗った。


難しいね。

知らないことをなんとなくでやってみるのはよくなかったかもしれない。

その後すぐに誘導方法をググってみた。


いくつか方法があるみたい。

人によって方法はまちまちで一緒に乗る方がいいという人がいれば、

ひとりで乗る方が楽という人もいるみたい。


僕がしようとした、一緒に乗ろうとする方法のときは

「乗りますよ」という声がけの前に、

エスカレーターの昇降をまず伝える必要があったみたい。


そして、手すりに手をのせてあげたり、

自分が相手の前に立ち、肘をもってもらったりして誘導するのが

相手にとって優しい誘導方法のよう。

後ろで支えるのはかえって不安にさせるという。


きっかけがないと調べもしなかったことだったから

とても大きな勉強になった。

パラリンピックでの罪滅ぼしではないけれど、

見て見ぬふりをするのではなく、

まずは声がけをして相手との意思疎通を取ることが大事だね。


四肢に不自由のある人へのバリアフリー化は

少しずつ進んでいるようにみえるけど、

目や耳が不自由な人にとってはまだまだ怖い社会。

今度講習会にでも参加してみようと思う。


今日も遊びに来てくれてありがとう。

子供がいるわけでも、できるわけでもないけど、

子育て勉強会にも行ってみたいなと思う。

誰か、一緒に行ってくれると心強いなぁ。

それでは、また明日。


お粗末様でございました。





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