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#大人になるということ

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年8月25日
  • 読了時間: 2分

先日、また1つ歳を重ねた。

大人になれない大人だな、なんて思いつつ、

時間はどんどん経ってしまうもんだから、

見てくれてはとうに大人なんだよなぁ。

しっちゃかめっちゃか、だ。

あたたたた。


今日、食パンを買った。

少しいい食パン。

専門店で売っている食パン。


通勤で神保町の地下を歩く。

電車の乗り換えの丁度いい位置に食パンを売り出すパン屋がある。

芦屋に本店を構える、Panya芦屋。


1.5斤の食パンが美味しそうに陳列されているのをいつも傍目に通り過ぎていた。

でも、今日どうしても食べてみたくなった。

1つだけ昨日の売れ残りで20%引きだった。


お姉さんが丁寧にパンのことを教えてくれて買うことにした。

648円。

大人になったなと感じた。


一人暮らし、独身、で、1.5斤のパンを買う。

なんだか丁寧な暮らし代表みたいな文字列だ。

だがそんなことはない。

しがないサラリーマンのちょっとした贅沢なわけだ。


帰り道、どうやってこの美味しそうな食パンを食べるか考えた。

ピーナッツバターでいただくことにした。


セブンイレブンでピーナッツバターを買った。

わざわざちょっと遠くのいいピーナッツバターを買うのは億劫だった。

家の近くのセブンイレブンで買った。


コンビニでピーナッツバターを買う。

大人になったなと感じた。


小さな頃セブンイレブンはジャンプと、

今は無きフライドポテトを買うところだった。

楽しみを買う場所から生活を買う場所に変わった。

知らずのうちに大人になっていたんだな。


日常に散りばめられている大人の要素。

僕はそれらを自ら拾うようになっていた。

気づかぬ些細なことの積み重ねで大人は作られているのかもしれない。


「大人になる」とは、こういうことなのかな?


今日も遊びに来てくれてありがとう。

パンは1枚ずつ切って冷凍することにした。

楽しみは取っておきたいのは昔から変わらない。

明日、ピーナッツバターをたっぷり塗っていただいてみようかな。

それでは、また明日。


お粗末様でございました。




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