#女将とゆく「対策バッチリ!京都徒然さんぽ」
- toshiki tobo
- 2021年8月30日
- 読了時間: 2分
またこの季節がやってきた。
京都出張の季節がやってきた。
こんなに嫌々京都に行くなんて、 僕ぐらいかも分からない。
仕事でなければ、マイ・フェイヴァリット・シングスなどを
楽しげに口ずさみながら京都へ向かってたであろう。
しかし、これは仕事だ。
仕方がない。
毎回大体5日ほどの滞在なのだが、
今回は月曜朝早くからのお仕事ということで、
前泊することになっていた。
前泊の日曜は休み。
ということで、京都に住む女将と久々のお散歩などをいたしてきたわけだ。
おうどんをいただき、大丸でブティックを物色し、
おカフェにゆき、お中華をいただいた。
締めには31でアイスクリームを貪り尽くしてきた。
恋に仕事に汗汗だった女将に近頃まったく会えていなかったので、
昨日は元気な顔を見られて安堵した。
むしろ暴れん坊将軍で、僕の方が汗汗だった。
相変わらず、僕は写真をうまく撮れないし、
女将の圧には負けたけど、
きちんと人とは距離を取り、
感染予防をバッチリ施したうえでの京都は
とってもハッピーだった。
女将は、ハマったフレーズを擦り切れるまで酷使する。
今回あれやこれやと質問してくるから、
真面目に答えていたのだが、
やたらと返事は「何よりですっ!」。
今シーズンのフレーズは決まっていたようだ。
返答に困ったとき使いやすいらしい。
「何よりですっ!」
語尾はあげた方がいいらしい。
それから、これこそ真のいただき方と言わんばかりに、
うどんをすすり食べていた。
女将のうどんは最後に「ぷっ」と音を立てて
口の中に吸い込まれていった。
僕は昨日真っ白のTシャツを着ていた。
女将の「ぷっ」に終始怯えながら隣でおうどんを畳んでいたわけだ。
こんなどうでもいいことばかりは覚えていて、
何を話したかは覚えていない。
これが、女将。
京都の街でも逞しく生きていけるよ。
あなたならどこへ行っても大丈夫。
だって、女将だから。
今日も遊びに来てくれてありがとう。
31のアイスをこの時期野外で食べるなら、
絶対にカップがいい。
コーンを選んだら30秒もたたないうちにすべてが溶けた。
こんなに急いで食べたのは初めてだった。
ゆっくりいただきたかった。
でも、31が好き。
それではまた明日。
お粗末様でございました。

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