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#手放したい怒り

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2022年4月13日
  • 読了時間: 2分

無性に人を殴りたくなるときが

数日に1回ある。


ぐっと奥歯を噛み締めて深呼吸をする。

頭の血を下げ、静かに過去の自分を悔やむ。

どうしてそんなことを思ってしまったのか

自分がまるでダメな人間じゃないかと

そう落ち込む。


そしてまた、その時のことを思い出しては

やはり悪いのは僕ではないと頭に血を昇らせる。

ケチャップみたい。へんなの。


最近は自分の気分の浮き沈みを

よく観察するように心がけている。


先日ヨガのインストラクターに

健全な心の保ち方について質問をしてみた。


「怒りを感じることは悪いことではないです」

そう教えてくれた。

気分が揺れ動くのは仕方がないことで

今がどんな状態かを自分で分別をつけることが

大切なんだと教えてくれた。


僕は何かと怒っている。

毎日毎日、怒っている。


例えば、人。

道を譲らない。ぶつかっても謝らない。

わがままを人に押し付ける。


みんな顔を伏せて足速にどこかへ消え去る。

ずるい。ずるすぎる。

無かったことにしようとしている。

名前も顔もどこの誰かもわからぬ何者かに

どうしてこんな目に遭わされなきゃいけないのか。

僕は怒る。


例えば、政治。

とりあえずであげられる税金。

都合よく造られる政治家の笑顔。

埋まることのない僕らと政治家との溝。


まるでこの国は社会主義国家のよう。

どれだけ働いても、どれだけ頑張っても

大抵は期待できるだけのものは得られない。

子供には綺麗なところばかりを見せようとする。

日常の中で綺麗なものを見つける方が

難しいっていうのにね。

そして僕は怒る。


こんな怒り、早く手放したい。


いけない。きっと呼吸が浅くなっているだ。

深く吸って、遠くへ吐いて。


周りに散った自分の意識を

心の内側に返してあげて、

自分がなくなってしまわないように

大事にしてあげようね。


文字に起こしてみたら心がスッと楽になった。

この備忘録が未来の僕の道しるべになるといいな。

そして誰かの心にも寄り添えたらいいな。


今日も遊びに来てくれてありがとう。

前回の記事から2週間近く開いてしまった。

相変わらずヨガに夢中。

ヨガの哲学は奥深く、いつだって納得ができる。

武士のような気持ちであぐらをかき、

バレリーナのように体をしならせ、

銅像のように姿勢をキープする。

深く吸って、遠くへ吐いて。

今、この瞬間、心を集めて。

それでは、また明日。


お粗末様でございました。







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